海外駐在前に必見!アメリカ人が喜ぶ日本のお菓子7選【ビジネスシーン向け】
「アメリカ人の上司や同僚に渡す日本のお土産、何がいいんだろう?」
海外駐在や出張を控えたタイミングで、こんな悩みを抱える方は多いはず。
特にビジネスシーンでは、気を遣わせず、センスが良くて、話題性もあるギフトが理想です。
この記事では、実際に駐在員が渡して好評だった“日本のお菓子”を厳選して紹介します。
どれも個包装で配りやすく、日本らしさが伝わるものばかり。駐在準備中の方はぜひ参考にしてください。

アメリカ人にお土産は必要?渡すべき?

出典:UnsplashのDev Schwartzが撮影した写真
まず気になるのが、「アメリカ人にお土産って必要なの?」という疑問。
結論から言うと、アメリカには日本のような“お土産文化”はありません。
旅行や出張から戻った人が職場にお菓子を配るという習慣は基本的にないため、持っていかなくてもまったく問題はありません。
ただし、日本人が丁寧にお土産を持参する文化はアメリカ人の間でも知られており、実際に渡すと喜んでくれますし、好印象を持たれることが多いです。
特に初対面の上司や同僚に対しては、ちょっとしたお菓子を渡すことで会話のきっかけにもなり、距離を縮める助けになります。
つまり、必須ではないけれど、あると確実に喜ばれる——それが“日本のお菓子”なのです。
アメリカ人の文化や価値観については、アメリカ生活のリアル事情も参考になります。
ビジネスシーンで喜ばれる日本のお菓子7選
🥇 白い恋人(石屋製菓)

出典:石屋製菓
駐在員の間で「これは間違いない」と言われる定番中の定番。
ホワイトチョコをラングドシャで挟んだこのお菓子は、味・見た目・サイズ感のすべてが優秀です。
以前、アメリカ人の同僚に渡したとき、「これ、見た目がすごくきれいだね。日本のお菓子って繊細だな」と言われたことがあります。
食べた後も「サクッと軽くて、チョコが甘すぎなくてちょうどいい」と喜ばれて、箱の写真を撮っていたほどです。
アメリカ人は特に、甘くて見た目が美しく、限定感のあるお菓子に惹かれる傾向があるので、白い恋人のような「北海道限定」「ギフト缶入り」などのバージョンはさらに喜ばれます。
🥈 キットカット(日本限定フレーバー)

出典:Nestle
「日本のキットカットって、こんなに種類あるの?」と驚かれるのは定番の反応。
アメリカでもキットカットは定番のチョコレートなので、親しみがあり、安心して手に取ってもらえるのが強みです。
特に抹茶やさくら味は鉄板。
抹茶味は近年、アメリカのカフェやスイーツ店でも「Matcha Latte」などを通じて広まりつつあり、アメリカ人にも“好きな味のひとつ”として定着し始めています。
キットカットが好まれる理由は、まず知名度の高さ。
そこに加えて、日本限定のフレーバー(抹茶、さくら、ほうじ茶、紅いもなど)が「日本らしさ」を感じさせてくれます。
さらに、パッケージの美しさや季節感のあるデザインも評価ポイント。
和風の柄や限定缶などはギフトとしても映えるため、見た目の印象も良く、話題性も抜群です。
バラエティパックなら複数の味を楽しめるので、職場で配るのにもぴったり
空港やAmazonでも手に入るのが嬉しいポイントです。
🥉 ばかうけ バラエティパック

これ、実際に持って行ったところ、会議中にばりばり食べていました(笑)。
アメリカ人にも意外とウケるのが“ばかうけ”。
現地のスーパーでも、せんべいのようなお菓子は“Rice Crackers”として普通に売られているため、日本の米菓にも親しみを持ってもらいやすいです。
ばかうけは、サクサクした軽い食感と塩味系のフレーバーが特徴で、アメリカ人の好みにも合いやすいです。
「見た目がユニークで面白いね」「味がクセになる」と言われたこともあり、話題性もあるお菓子として職場での配布にぴったり。
ただし、魚介系の風味やしょうゆの香りが苦手な人も一部いるため、塩味・チーズ味などのアレンジ系フレーバーを選ぶのが無難です。
また、「せんべい」という言葉は通じにくいので、“Japanese rice crackers”と説明するとすんなり理解してもらえます。
④ ヨックモック シガール(バタークッキー)

出典:ヨックモック
「缶を開けた瞬間、香りがすごく良い!」と女性社員に言われたことがあります。
ヨックモックのシガールは、バターの香りとサクサク食感が絶妙なロールクッキー。缶入りで高級感もあり、見た目も上品。
フォーマルな場面でも安心して渡せるお菓子です。
日持ちもするので、出発前にまとめ買いしておくのもおすすめ。
⑤ 柿の種(亀田製菓)

出典:亀田製菓
「これはビールに合うね!」と笑顔で言われたのが印象的でした。
柿の種は、甘くないスナック系のお菓子として、男性社員に特に人気
人を選びますが、意外とわさび味や梅味など、日本らしいフレーバーが話題になります。
こちらも、しょうゆの香りや魚介系の風味が苦手な人も一部いるため、これ単体ではなく、甘いお菓子と組み合わせて渡すのがおすすめです。
個包装で配りやすく、コスパも良好です。
⑥ カントリーマアム(しっとりクッキー)

出典:不二家
「中が柔らかくて美味しい!」と驚かれたのが印象的だったのがカントリーマアム。
アメリカのクッキーはザクザク系が多いので、“しっとり系”という点で差別化できます。
バニラやチョコの定番に加え、いちごなどの季節限定フレーバーもおすすめ。
個包装で配りやすく、価格も手頃なので大量配布にも◎。
⑦ 東京ばな奈(バナナクリームケーキ)

出典:東京ばな奈
「これ、見た目がかわいすぎる!」とアメリカ人の同僚に言われたのが印象的だったのが東京ばな奈。
ふんわりしたスポンジの中にバナナクリームが入ったこのお菓子は、甘さ・食感・見た目のすべてが“ちょうどいい”バランスで、初対面でも渡しやすい定番ギフトです。
アメリカ人はバナナ味のスイーツに親しみがあるので、「日本にもこういうケーキがあるんだ」と興味を持ってもらいやすく、“日本らしさ+食べやすさ”の両方を満たすお菓子として好評です。
また、東京ばな奈は季節限定やキャラクターコラボのパッケージが豊富で、見た目の可愛さも抜群。
個包装で配りやすく、空港や駅でも手に入りやすいので、出発直前でも安心して購入できるお土産です。
まとめ:お菓子は“気軽で印象に残る”最強のビジネスギフト
アメリカではお土産文化がないとはいえ、日本のお菓子は「気が利いている」「文化的で面白い」として確実に喜ばれるアイテムです。
特にビジネスシーンでは、重すぎず、気を遣わせず、それでいて印象に残るギフトとして、お菓子は最適。
今回ご紹介した7つのお菓子は、いずれも実際に駐在員が選び、現地で好評だったものばかり。
味・見た目・話題性・配りやすさのバランスを意識して選べば、初対面の場でも自然に会話が生まれ、良い関係づくりのきっかけになります。
ぜひ、あなたの駐在準備や出張の参考にしてみてください。



