クレカ戦略

【第13回】2枚目のクレジットカードの選び方とおすすめカードを徹底解説|アメリカ駐在クレカ戦略

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アメリカでのクレジットカード戦略において、2枚目のカード選びは将来の信用スコアに直結する重要なステップです。特に駐在員の場合、1枚目のカードはANA USAカードやJAL USAカードで始める方が多く、クレヒス構築には役立つものの、年会費や還元率の面では使いづらいのが現実。

この記事では、なぜ2枚目のカードが重要なのかどのタイミングで作るべきかおすすめの無料カードまで、実体験をもとに詳しく解説します。

なぜ2枚目のカードが重要なのか?

クレジットスコア(FICOスコア)には、以下のような「カード保有期間」に関する要素が含まれています:

  • 最も長く保有しているカードの期間
  • 全カードの平均保有期間

つまり、1枚目のカードを解約すると、2枚目が「最も長く保有しているカード」になるため、2枚目の選定は非常に重要です。平均保有期間にも当然ながら影響します。

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駐在員が1枚目に選ぶカードの特徴と限界

多くの駐在員は、SSNなしでも作れるANA USAカードやJAL USAカードからスタートします。

  • ✅ クレヒス構築には最適
  • ❌ 年会費がかかる(約$70〜)
  • ❌ ポイント還元率が低く、日常使いには不向き

いきなり1年目の年会費が発生するタイミングで解約すると、クレヒスにダイレクトに影響します。
そのため、1年目の年会費は支払ってクレヒスを育て、2年目の更新前に解約するのが無難です。

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2枚目のカードは「一生持つ前提」で選ぶべき

1枚目を解約した後、2枚目が最長保有カードになるため、以下の条件を満たすカードを選ぶのが理想です:

  • ✅ 年会費無料(長期保有しやすい)
  • ✅ クレヒスが浅くても作りやすい
  • ✅ サインアップボーナスがあると尚良し

おすすめの2枚目カード:AMEX Hilton Honors

アメリカン・エキスプレスのHilton Honorsカード(年会費無料)は、駐在員の2枚目として非常に優秀です。

特徴内容
年会費無料
作成難易度AMEXかつ無料なので、クレヒス浅めでも通りやすい
サインアップボーナス期間限定で高還元(例:65,000ポイント)

🛠オプション:年会費あり→ダウングレード戦略

もしサインアップボーナスを最大化したい場合は、年会費ありのカードを作成し、1年後に無料カードへダウングレードする方法もあります。

例:

  • Hilton Surpass(年会費あり)→ Hilton Honors(無料)へ変更

この方法なら、ボーナスも獲得しつつ、長期保有カードとして維持可能です。

まとめ:2枚目のカードは「信用スコアの土台」

アメリカ生活において、クレジットスコアはカード審査にダイレクトに影響します。 その土台となる「保有期間の長いカード」を意識して、2枚目は慎重に・長期保有前提で選ぶことが大切です。

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