【第0回】なぜアメリカのクレカはお得なのか?|アメリカ駐在クレカ戦略
armadillo0715
アメリカ駐在のトリセツ
家族カードの罠と、ANAカード発行後の注意点について解説します。
アメリカの大手銀行「Chase(チェイス)」が独自に設けている、クレジットカード発行制限ルールです。
比較項目 | ケース①:日本でANAカード発行 | ケース②:現地でセキュアカード発行 |
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渡米前の準備 | 日本でANA CARD U.S.A.を申請(SSN不要) | 渡米後にSSN取得 → セキュアカード申請 |
クレヒスの開始時期 | 渡米直後からクレヒスが積み上がる | SSN取得後からスタート(遅れがち) |
スコア育成スピード | 比較的早く安定する(半年で申請可能) | 最初は遅いが、安定すれば強い |
カードの種類 | FNBO発行のANAカード(Mastercard) | Discover Secured、Capital One Securedなど |
メリット | ・SSN不要で事前申請可能・日本語サポートあり・クレヒスが早く育つ | ・キャッシュバックやポイント還元がある場合も |
デメリット | ・家族カードの扱いに注意(スコア育たない)・Chase 5/24ルールに影響 | ・SSN取得まで時間がかかる・保証金が必要・最初は限度額が低い |
個人的には、セキュアカードも、日本でANAまたはJALカードを発行してもスタートダッシュは大きく差がつかないと思います。ただでさえ駐在生活のセットアップは大変なので、日本語で手続きができる点、ANA/JALカードの発行をお勧めします。
クレジットカードは「数を持てばいい」わけではなく、戦略的に発行することが重要。 特にChase系カードは、旅行保険・ポイント還元・提携航空会社との相性が良く、駐在者にとって非常に魅力的です。
次回は「おすすめのクレカ発行順序と、駐在者向けカード比較」をテーマに、具体的なカード選びを解説します!