【駐在準備】赤ちゃん連れ海外赴任で“持って行ってよかった”日本製ベビー用品10選
新生児と幼児を連れて渡航したアルマジロ夫婦の妻が、実体験から厳選!
駐在準備、時間がない…でも赤ちゃんの安心は持って行ける

出典:UnsplashのAditya Romansaが撮影した写真
こんにちは、アルマジロ夫婦の妻です。 我が家は夫の海外赴任に帯同し、0歳児と幼児を連れて渡航しました。
出発前はとにかく時間がなくて、引っ越し準備・役所手続き・保険・幼稚園の確認…と毎日がフル回転。
夫も仕事で忙しく、買い物に付き合う余裕はゼロ。
でも、到着直後の数週間は「使い慣れたもの」があるだけで、心も時間も余裕が生まれます。
最初は土地勘もなく、どのお店に何があるかも分からない。
価格帯もピンとこない。
そんな中、持って行って本当に助かった日本製ベビー用品を10点、実体験ベースで紹介します。
到着直後に使える!日本製ベビー用品10選
現地調達が難しい or すぐ使いたい日本製アイテムを厳選しました。
| No. | アイテム名 | 用途・持参理由 |
|---|---|---|
| 1 | 使い捨ておむつ | 到着直後にすぐ必要 |
| 2 | おしりふき | 到着後すぐ必要 |
| 3 | 哺乳瓶+替え乳首+除菌グッズ | 授乳トラブル防止。使い慣れたものが安心 |
| 4 | ベビー用体温計(予測式) | 発熱時の初動判断に。 |
| 5 | 抱っこ紐 | 両手が空く。生活立ち上げ各種手続き時に活躍 |
| 6 | ハイローベッド&チェア | 子供の安全確保。現地で手に入りにくい。 |
| 7 | 日本製ベビー服 | サイズ・素材が安心。気候対応にも便利 |
| 8 | 離乳食用食器セット | 電子レンジ対応で調理が楽。割れにくい素材 |
| 9 | 日本語絵本セット | 言語維持・情緒安定に効果。現地で手に入りにくい。 |
| 10 | おむつ替えマット+防水ポーチ | 外出先でも衛生的に交換できる。 |
1. 使い捨ておむつ(普段使いのメーカーで1週間以上)

出典:UnsplashのNathan Dumlaoが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? サイズ感・吸収力・肌触りがブランドで異なり、夜間や外出時の安心感が違います。
✔︎ 実体験より 生活が落ち着いてからは現地ブランドに切り替えましたが、フィット感がわるく背中漏れが頻繁に…。
日本製は日本の赤ちゃんの体に合っているんだなと思いました。
船便スペースに余裕があったので、もっと持ってくればよかったと後悔しました。
✔︎ 持参のコツ 機内に6〜8枚、スーツケースに1週間分。圧縮袋で嵩を減らす。
2. おしりふき

✔︎ なぜ必要? 日本製は厚みと保湿力があり、肌トラブルを防げます。
✔︎ 実体験より 現地製で肌が赤くなり、いくつか合うものを探しました。
最初は日本製をある程度持参できると安心です。
✔︎ 持参のコツ 重くてかさばるので、手荷物での持参は必要分+α程度で。
長期間使うものなので、私は出発前に楽天やAmazonで箱買いして、船便の空きスペースで送りました。
まとめ買い+自宅配送が圧倒的に楽。
3. 哺乳瓶+替えニップル+除菌グッズ

出典:UnsplashのLucy Wolskiが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? 乳首の形状や硬さが合わないと授乳が難航。
✔︎ 実体験より 現地で合う乳首を探す手間が省けました。
✔︎ 持参のコツ 乳首はサイズ違いで複数。
除菌薬剤は液体規制に注意が必要なので、レンジで消毒するタイプを持参しました。
4. ベビー用体温計(予測式)

出典:UnsplashのDony Wardhanaが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? 使い勝手は現地品でも大きな差はないですが、緊急用に。
✔︎ 実体験より 家族での渡航は疲れ、寝不足、新しい環境での生活で心身ともに負担がかかり、風邪をひきやすいです。
我が家も体調を崩しがちでした。
✔︎ 持参のコツ ちいさいのでスーツケースの隙間に詰め込みました。
5. 抱っこ紐

出典:UnsplashのChristopher Lutherが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? 役所・幼稚園・スーパーなど、両手が空くと動きやすい。
腰・肩の負担が少ないタイプが◎。
✔︎ 実体験より 長時間の窓口待ちや移動で、抱っこ紐がなければ動けませんでした。
SSN取得や運転免許など、申請者本人が窓口に行かないといけないケースもあるので抱っこひもがあると便利。
✔︎ 持参のコツ 機内持ち込みにして、すぐ使えるように。
6. ベビー用ハイローベッド&チェア

出典:UnsplashのAlex Bodiniが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? 家事や食事中に子どもを安全に寝かせられる&座らせられると、親の動きがスムーズ。
✔︎ 実体験より 我が家はベッドが水平に寝かせられる&お座りもできるように角度調整が可能なものを日本で使用していました。
現地品も探しましたが、種類が少なく水平に寝かせられるタイプが見つけられず…。
結局、日本製を持参しましたが、アメリカの家は土足文化なので子供を床に寝かせるのにも抵抗があり、持ってきてよかったです。
✔︎ 持参のコツ 現地到着後すぐに使用したかったので、少し大変でしたが段ボールのまま飛行機の預入荷物で持参しました。
7. 日本製ベビー服(季節分+着替え)

出典:UnsplashのThe Nix Companyが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? サイズ感・縫製・洗濯表示が分かりやすく、気候変化にも対応しやすい。
✔︎ 実体験より 到着日が寒く、持参した服で落ち着いて手続きできました
✔︎ 持参のコツ 圧縮袋でまとめ、着替えは機内手荷物に。
到着後しばらく使わないシーズンものの服は、船便でOK。
8. 離乳食用食器セット(電子レンジ対応)
✔︎ なぜ必要? 離乳食期の赤ちゃんを帯同する場合は必須。
滞在先の設備が限られていることも。電子レンジ対応だと調理が楽。
✔︎ 実体験より 現地品も探しましたが、サイズ感がいいものを探すのに時間がかかりました。
✔︎ 持参のコツ 軽くて割れにくい素材を選び、布で包む。
9. 日本語絵本セット

出典:UnsplashのVitaly Garievが撮影した写真
✔︎ なぜ必要? 言語維持と情緒安定に効果。現地で日本語の絵本を入手するのは困難。
✔︎ 実体験より 読み聞かせで子どもが落ち着き、寝かしつけがスムーズに。
我が家では、日本語維持もかねて、毎日寝る前に1冊読むことを習慣にしています。
日系企業が多く進出している地域では日本人会があり、日本語の本を置いてある図書館もあります。
しかし、我が家の最寄りの日本人図書館は1時間程の距離で頻繁に行くことができず、本の数も少ないです。
✔︎ 持参のコツ 重いのでお気に入りの絵本を5~6冊持参し、残りは船便で送る。
私は年齢別セットや人気シリーズを200冊ほどまとめ買いしました。
準備中は買いすぎかな?とも思いましたが、むしろもっと買っておけばよかったと後悔しています。
何年駐在する予定かにもよりますが、1~2年分は準備してもいいと思います。
出発前に通販などで揃えておくと、現地での安心感が違います。
10. 携帯おむつ替えマット+防水ポーチ
✔︎ なぜ必要? 公共トイレなどで、おむつ替え台がない/汚れている/高すぎる位置にあるなどのケースも。
そんなときに、自分で清潔なスペースを確保できるマットがあると安心。
✔︎ 実体験より 長時間待ちの窓口で大活躍。
トイレの設備が不十分だったり、混雑していたりして、すぐに交換できない場面が何度もありました。
そんなとき、さっと広げられるマットと、使用済みおむつを密閉できる防水ポーチがあるだけで、周囲への配慮もできて、親のストレスが激減。
✔︎ 持参のコツ 薄く畳めるタイプを手荷物へ。
番外編|日本製の電子レンジ(小型)
✔︎ なぜ持参した?
現地の賃貸にも電子レンジは付いていましたが、一般的にコンロの上についています。
高い位置に設置されていて使いにくい&出力調整が難しい。
離乳食の温めや哺乳瓶の消毒に使うには不便でした。
こんな感じ。

出典:UnsplashのGentri Shoppが撮影した写真
✔︎ 実体験より
日本から持参した小型レンジが大活躍。
出力調整が簡単で、手が届く高さに設置できる安心感がありました。
アメリカの家は広いので、設置場所も困りませんでした。
朝の忙しい時間帯は2台使って時短しています。
✔︎ 持参のコツ 大物になるので船便で持参。
事前に設置スペースがわからない場合は、小型で軽量なモデルを選ぶと◎。
変圧器が必須。
電子レンジの定格消費電力を確認して、対応するW数のものを事前に購入しておくと安心。
まとめ|“今すぐ買える安心”が、駐在準備の不安を減らしてくれる
駐在準備はとにかくやることが多くて、赤ちゃん連れだとさらに大変。
私自身、出発直前は「買い忘れがないか」「現地で困らないか」と不安でいっぱいでした。
でも、日本から持って行った“使い慣れたベビー用品”があったおかげで、到着直後の数週間を落ち着いて過ごすことができました。
特に、哺乳瓶やおむつ、おしりふき、抱っこ紐などは「すぐに使える」「探さなくていい」だけで、心の余裕がまったく違います。
そして、忙しい時期だからこそ、通販でまとめて揃えておくのがおすすめです。
重くてかさばるおしりふき、現地では選びにくいハイチェア、言語習得にも役立つ絵本セットなど、今のうちにポチッとしておけば、出発当日までに届いて安心。
時間も手間も節約できます。
「現地で買えるかも…」と迷うより、“持って行ってよかった”という先輩ママの経験を参考に、今すぐ準備を始めてみてください。
この記事が、あなたの駐在準備の一助になれば嬉しいです。
