アメリカのお風呂事情と子育て家庭の工夫|シャワーホース・浄水器・バスタブ活用術

はじめに:日本のお風呂文化とのギャップに驚いた
アメリカに住み始めてまず戸惑ったのが、お風呂の構造と使い方の違いでした。
日本では「湯船に浸かる」「シャワーホースで自由に洗う」スタイルが一般的ですが、アメリカではそうはいきません。
特に子育て世帯にとっては、シャワーの高さ・水質・浴室の構造が大きな課題になります。
この記事では、我が家の実体験をもとに、アメリカのお風呂事情とその対策を紹介します。
🛁アメリカのお風呂は「バスタブ」か「シャワーブース」の2択
アメリカの住宅では、基本的に以下の2タイプの浴室があります:
- バスタブ付きユニット:湯船+固定式シャワー(最も一般的)
- シャワーブースのみ:湯船なし、立ってシャワーを浴びるタイプ
日本のような「洗い場+湯船」の構造は存在せず、浴室全体が濡れる前提ではないため、子どもを洗うには工夫が必要です。
シャワーホースがない!?でも簡単に設置可能
アメリカのシャワーは、壁に固定されたタイプが基本。
上下に動かせず、ホースもありません。これが子育て家庭には大きな不便。
しかし、実はシャワーホース付きのシャワーヘッドはAmazonなどで簡単に購入・設置可能。
工具不要で取り付けられるタイプも多く、我が家では以下の理由で導入しました:
- 子どもを座らせて洗える
- 頭や顔を狙って洗える
- バスタブでのシャワー利用が快適になる
👉 特に未就学児にはシャワーホースは必須アイテムです。
硬水による肌荒れ対策|浄水シャワーヘッドを導入
アメリカの水道水は地域によって硬水(カルシウム・マグネシウムが多い)で、肌に合わないことも。我が家では、子どもが肌荒れを起こしたため、浄水機能付きシャワーヘッドを導入しました。
- 塩素・重金属・硬水成分を軽減
- 肌トラブルの予防に効果あり
- シャワーホース一体型で便利
👉 AmazonやHome Depotで購入可能。フィルター交換式タイプがおすすめです。
シャワーヘッドでなく、固定式シャワーに直接接続するタイプだと、AquaBlissの商品が現地口コミがいいです。
新生児がいる家庭は「透明シャワーカーテン」が便利
アメリカの浴室は、シャワーカーテンで仕切るスタイルが一般的。
布製・柄付きが多いですが、我が家では透明タイプを選びました。
その理由は:
- 新生児を隣で見守りながら、上の子を洗える
- 視界が確保できて安心
- 湯気や水しぶきの遮断効果も十分
👉 新生児期は「安全+視認性」が最優先。透明カーテンは地味だけど超便利です。
失敗談:最初は汚れの目立ちやすさを考慮して、ホテルで見るような白色にしていたのですが、バスタブの中から浴室内の様子が確認できず、透明タイプへ買い換えました。
我が家のバスタイムスタイル
- バスタブでシャワー利用(湯船には浸からない)
- シャワーホース+浄水ヘッドで子どもを洗う
- 透明シャワーカーテンで見守りながら入浴
日本の「洗い場文化」から離れても、工夫次第で快適なバスタイムは作れます。
まとめ:文化の違いを受け入れつつ、子どもに優しい浴室環境を
アメリカのお風呂事情は、日本とは大きく異なります。
シャワーホースがない、硬水で肌荒れする、洗い場がない—そんな環境でも、ちょっとした工夫で子育て世帯に優しいバスタイムは実現可能です。
我が家では、シャワーホース+浄水ヘッド+透明カーテンという組み合わせで、安心・快適な入浴環境を整えました。
これから渡米される方や、アメリカで子育て中の方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

アメリカでは日用品の買い物でもクレジットカードが主流。
日本とは異なる仕組みを活用すれば、年間数万ポイントの還元も可能です。
なぜここまでお得なのか?その理由をシリーズ記事でわかりやすく解説しています。
