アメリカでインフル予防接種を受けてみた|CVS薬局で簡単&無料!子供の接種条件も解説

アメリカに駐在して驚いたことのひとつが、予防接種の受け方です。
日本ではインフルエンザの予防接種といえば、病院に予約して、診察を受けてから接種という流れが一般的。
しかしアメリカでは、なんと薬局でサクッと打てるのです。
今回は、実際にCVSという大手薬局チェーンでインフル予防接種を受けた体験をもとに、予約方法や費用、子供の接種条件などを詳しく紹介します。

薬局で予防接種?アメリカならではの仕組み
アメリカでは、CVSやWalgreensなどの薬局で、インフルエンザやCOVID-19をはじめとする各種ワクチンを受けることができます。
薬局の一角に専用スペースが設けられていて、医師ではなく薬剤師や看護師が接種を担当します。
病院に行かなくても、買い物ついでに予防接種ができるというのは、忙しい駐在生活にはとてもありがたい仕組みです。
接種可能なワクチンはインフルエンザやCOVID-19だけでなく、B型肝炎、MMR(麻疹・おたふく・風疹)、Tdap(破傷風・ジフテリア・百日咳)など多岐にわたります。
特に学校入学前の子供に必要なワクチンも薬局で受けられることが多く、親としては非常に便利です。
実際にCVSでインフル予防接種を受けてみた
今回はCVSの公式サイトから予約をしました。
予約ページでは、郵便番号を入力すると近隣店舗が表示され、希望日時を選ぶだけで完了。
アカウント登録も不要で、非常にスムーズでした。
当日は予約時間の5分前に店舗へ。
受付で名前を伝えると、店内の一角にある予防接種スペースへ案内されました。
そこには簡易的なパーテーションと椅子があり、まるで美容院の待合席のような雰囲気。
問診票にサインをしたら、すぐに薬剤師が登場。腕を出して、あっという間に接種完了。
所要時間はわずか10分ほどでした。
副反応についても簡単な説明があり、「腕が少し痛むかもしれないけど、通常は1〜2日で治まるよ」とのこと。
その場で接種証明書も発行してくれたので、学校や職場への提出も安心です。
費用は?保険でカバーされるから無料!
気になる費用ですが、ほとんどの保険プランでは予防接種がカバーされており、自己負担はゼロ。
今回のインフル接種も無料でした。CVSの公式情報によると、14種類以上のワクチンが保険適用で無料になるとのこと。
保険証を提示するだけでOKなので、特別な手続きも不要です。
ただし、保険の種類によっては一部自己負担が発生するケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
CVSの予約ページでは、保険の有無を選択できるので、保険なしでも接種は可能ですが、その場合は有料になります。
子供の接種条件:何歳から受けられる?
子供の予防接種についても、薬局で受けられるケースが増えています。
インフルエンザとCOVID-19については、6か月以上の乳児から接種可能。
ただし、年齢によっては小児科での接種が推奨される場合もあるため、薬局での予約時に年齢を入力すると、対応可能かどうかが表示されます。

出典:CVS公式サイト
まとめ:アメリカ駐在・子育て世帯にこそおすすめ
アメリカでは、予防接種がとても身近で、手軽に受けられる環境が整っています。
薬局での接種は、忙しい駐在生活や子育て中の家庭にとって、時間と手間の節約になるだけでなく、費用面でもメリットがあります。
今回のCVSでの体験を通じて、「病院に行かなくても、こんなに簡単に予防接種が受けられるんだ」と実感しました。
今後も季節性のワクチンや学校関連の接種など、薬局を活用していこうと思います。
アメリカでの予防接種に不安がある方も、まずは近くのCVSやWalgreensのサイトをチェックしてみてください。きっと「こんなに簡単なの?」と驚くはずです。

