アメリカ駐在が決まり、いよいよ渡米準備。期待と不安が入り混じる中で、「何を持っていけばいいの?」と悩む方は多いはず。特に子育て世帯の場合、現地で手に入りにくいものや、日本仕様の安心グッズは事前に準備しておくと心強いです。
この記事では、実際に渡米した筆者の体験をもとに、生活用品・子育てグッズ・寝具・食品・重要書類など50点以上の持ち物リストをカテゴリ別に紹介。さらに、アメリカの寝室事情や文化の違いにどう対応したかも詳しく解説しています。
「持ってきてよかった」「現地調達で十分だった」など、リアルな声を交えながら、安心して渡米できる準備ガイドとしてお届けします。
重要書類・手続き関連(10点)
- パスポート(家族全員分) →入国・滞在の基本。期限切れに注意。
- ビザ(コピーも含む) →原本+コピーを用意。入国審査や学校提出で必要。
- I-94(入国記録) →オンライン取得可。滞在証明に使われることも。
- 戸籍謄本(英訳付き) →子どもの学校入学や保険手続きで提出を求められる場合あり。
- 出生証明書(子ども用) →現地でのID取得や医療機関登録に必要。
- 予防接種証明 →学校・保育園入学時に必須。日本語+英語版があると安心。
- 国際免許証 →渡米直後のレンタカー利用や現地免許取得時に便利。
- 保険証・加入証明書 →医療機関で提示。日本の保険も念のため持参。
- 銀行口座情報(日本側) →送金・残高確認用。ネットバンキング設定も忘れずに。
- マイナンバー通知カード →日本の確定申告や手続きに必要。紛失注意。
生活用品・日用品(14点)
- 日本製爪切り →切れ味が良く、現地品は大きすぎることも。
- 耳かき(竹製など) →アメリカでは綿棒が主流。耳かき文化はほぼなし。
- 湿布(サロンパスなど) →現地品は刺激が強い。日本製が肌に優しい。
- 市販薬(風邪薬・胃腸薬・頭痛薬) →アメリカの薬は成分が強め。日本人には合わないことも。
- 生理用品(ナプキン・タンポン) →サイズ・質感が違う。日本製の方が安心感あり。
- 洗濯ネット →現地では売っていないことも。洗濯機が強力なので必須。
- 洗濯バサミ →物干し文化がないため、意外と入手困難。
- 延長コード(3口以上) →部屋が広く、コンセントが遠いことが多い。
- 歯ブラシ(日本サイズ) →アメリカ製はヘッドが大きく、磨きにくい。
- 歯磨き粉(フッ素入り) →味が強いものが多く、日本製の方が使いやすい。
- 体温計(日本語表示) →現地品は華氏表示。日本語の方が安心。
- 爪やすり・毛抜き →細かいケア用品は日本製が優秀。
- ハサミ・文房具類 →子ども用の安全ハサミなどは持参推奨。
- マスク(不織布・布) →サイズ・品質が異なる。日本製はフィット感◎。
子育てグッズ(10点)
- 日本語絵本・教材 →言語維持に効果的。現地では入手困難。
- 子ども用食器・スプーン →アメリカ製はサイズが大きめ。慣れたものが安心。
- ベッドレール(転落防止) →添い寝派には必須。Amazonで現地購入も可能。
- おむつ(数日分) →現地品との違いに慣れるまでのつなぎ用。
- おしりふき(無香料) →香りが強いものが多く、日本製が肌に優しい。
- 子ども用マスク →現地ではサイズが少ない。日本製がフィットしやすい。
- 子ども用歯ブラシ・歯磨き粉 →味やサイズが合わないことも。慣れたものがベスト。
- 抱っこ紐(現地でも使えるタイプ) →移動時に便利。現地品はサイズが大きめ。
- 子ども用爪切り →安全設計の日本製が安心。
- お気に入りのおもちゃ →環境変化のストレス緩和に。安心材料として重要。
🍱食品・調味料(10点)
- だしパック(鰹・昆布) →和食の基本。現地では高価&種類が少ない。
- 味噌(小分け) →冷蔵持ち込み可。現地品は味が違う。
- 醤油(密封容器) →現地でも買えるが、慣れた味が恋しくなる。
- お茶漬け・ふりかけ →忙しい日の救世主。子どもにも人気。
- インスタント味噌汁 →軽くて便利。現地では高価。
- 乾物(わかめ・切り干し大根) →軽量&保存性◎。和食に欠かせない。
- 日本茶(緑茶・麦茶) →現地品は味が違う。リラックス効果も。
- お菓子(ラムネ・せんべい) →子どもの安心感につながる。文化的にも大事。
- スープの素 →料理のベースに。現地品は味が濃いことも。
- 日焼け止め →アメリカの日焼け止めはなぜかべたつく。さらさらタイプが良ければ持参必須。
デジタル・ガジェット系(4点)
- ノートPC(日本語設定済) →現地購入は設定が面倒。日本語環境が安心。
- スマホ(SIMロック解除済) →現地SIMを使うなら必須。渡米前に確認を。
- USB充電器・ケーブル類 →現地品は規格が違うことも。日本製が安心。
- Kindle or タブレット(日本語書籍用) →日本語の本が読める環境は貴重。移動中にも便利。
寝室・住環境対策(5点)
- IKEAマットレス(現地購入) →返品交換可能。硬さ調整もできて安心。
- ロータイプベッド(高さ5インチ) →子どもが落ちても安心。ルンバも通れる高さ。
- ベッドレール(Amazonで購入可能) →添い寝派に必須。種類豊富で選びやすい。
- 掃除用具(ルンバ対応高さを意識) →カーペット敷きの寝室でも清潔を保てる。
- スリッパ(室内用) →土足文化の中で“日本の安心感”を守るアイテム。
まとめ
アメリカ駐在の渡米準備は、単なる荷造りではなく「安心して暮らすための土台づくり」です。特に子育て世帯にとっては、寝具や日用品、子ども向けグッズの選び方ひとつで生活の快適さが大きく変わります。
我が家では、布団文化からの移行に悩みながらも、ロータイプベッド+IKEAマットレス+ベッドレールという組み合わせに落ち着きました。高さ5インチはルンバも通れて掃除も快適。こうした細かな工夫が、渡米後のストレスを減らし、家族の安心につながります。
この記事が、これから渡米される方の不安を少しでも和らげ、準備のヒントになれば嬉しいです。持ち物は「全部持っていく」よりも「自分たちに必要なものを見極める」ことが大切。ぜひ、あなたらしい駐在生活の第一歩を踏み出してください。
ABOUT ME

海外生活をもっと快適に。アメリカ駐在員の目線で、渡米前の準備から渡米後の暮らしまで、得するクレカ戦略、英語学習のコツ、生活の不安を減らす工夫を実体験ベースで発信しています。これから渡米する方にも、すでに駐在中の方にも役立つ情報が満載です。