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【実体験】コストコでタイヤの空気を入れてみた|無料サービスの使い方と注意点

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はじめに:タイヤの空気圧、気にしていますか?

車を日常的に使っていると、つい見落としがちなのが「タイヤの空気圧」。でも実は、空気圧の管理は燃費や安全性に直結する重要なメンテナンス項目です。特にアメリカでは、セルフで空気を入れる文化が根付いており、無料で空気入れができる場所も多くあります。

今回は、アルマジロ夫婦が実際に「コストコ(Costco)」でタイヤの空気を入れてみた体験をもとに、使い方や注意点を詳しく紹介します。さらに、もう一つの選択肢として「ディスカウントタイヤ(Discount Tire)」でプロに任せる方法も比較してみました。

ちなみにコストコの会員費は日本のほうが安いです。アルマジロ夫婦は渡米前に日本でカードを保有していたので、それをそのまま使用しています。もちろんグローバルに使用可能なので、支障ありません。

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コストコでタイヤの空気を入れる方法【無料&セルフ式】

サービス概要

コストコのタイヤセンターでは、会員であれば無料でタイヤの空気入れが可能です。空気入れはセルフ式で、誰でも使えるようになっています。特に長距離運転前や季節の変わり目には、空気圧チェックをしておくと安心です。

実際にやってみた流れ

① タイヤセンターの場所を確認

まずはコストコ店舗の外側にある「Tire Center(タイヤセンター)」へ。駐車場の端にあることが多く、看板も出ているので迷うことはありません。

② 空気入れステーションを発見

タイヤセンターの脇に、ホース付きの空気入れ機が設置されています。見た目はシンプルで、操作パネルとホースがあるだけ。特にスタッフに声をかける必要はなく、自由に使えます。

③ 空気圧をチェック

運転席ドアの内側に貼ってある「空気圧表示シール」を確認。私の車は前輪が33 PSI、後輪が35 PSIでした。

車両メーカーが指定している空気圧(通常は運転席ドア付近に貼られているシール)は「冷えた状態のタイヤ」を前提にしています。

走行後のタイヤは内部温度が上がっており、空気圧も高く表示されるため、その数値を見て空気を抜くのはNGです。

温かい状態で調整する場合の目安

  • 走行後すぐに空気圧を測る場合は、指定空気圧より+20〜30kPa(約3〜4psi)高めに設定するのが一般的です。
  • これは、タイヤが冷えたときにちょうど適正値になるようにするためです。
走行距離が短い場合は誤差が少ない

自宅から近くのガソリンスタンドやコストコまでゆっくり走って3km以内であれば、温度上昇の影響は少ないため、そのまま指定空気圧で調整してOKです。

④ 空気を入れる

パネルの+とーを押すと数値が変わります。これを入れたい空気圧の数字に合わせます。
バルブキャップを外し、ホースのノズルをしっかり接続。

ノズルが2重の筒のようになっているので、外側の筒をひっぱって下げます、その状態でバルブへ押し当て、外の筒を元の位置に戻します。

接続すると自動で空気が入り始め、設定値に達すると自動で止まるタイプでした。空気圧ゲージも内蔵されていて、数値がリアルタイムで表示されるので安心。
また、内圧が高い状態から降圧する調整も同じ手順で可能でした。

⑤ 所要時間は約5分

4本のタイヤすべてに空気を入れても、5分程度で完了。特に難しい操作はなく、初心者でも問題なく使える印象でした。

実際に使ってみて感じたメリット・デメリット

メリット

  • 無料で使える(コストコ会員であれば)
  • セルフ式で気軽に使える
  • 空気圧ゲージ付きで安心
  • 待ち時間ゼロ、すぐ使える

デメリット

  • セルフ式なので不安な人にはハードルがある
  • 空気入れ機が故障していることもある(私の訪問時は2台中1台故障していました)
  • 空気圧の設定値は自分で確認する必要がある

もう一つの選択肢:ディスカウントタイヤでプロに任せる方法

サービス概要

「Discount Tire(ディスカウントタイヤ)」では、空気圧チェックと補充を無料でスタッフが対応してくれます。予約不要で、店舗に行って「空気圧チェックお願いします」と伝えるだけでOK。

実際の流れ

私が訪れた店舗では、ドライブスルーのレーンがあり、そこへ車を止めるとすぐに対応してくれました。スタッフがタイヤの状態をチェックし、空気圧を調整。必要があればバルブの状態や摩耗も確認してくれます。

メリット

  • プロが対応してくれる安心感
  • 空気圧だけでなくタイヤ全体の状態もチェック
  • 初心者でも気軽に利用できる

デメリット

  • 混雑時は待ち時間が発生することも
  • 店舗によって対応の丁寧さに差がある

コストコ vs ディスカウントタイヤ|どちらがおすすめ?

比較項目コストコ(セルフ)ディスカウントタイヤ(プロ任せ)
店員との会話なしあり
費用無料(会員限定)無料(誰でもOK)
所要時間約5分(自分で作業)約10分(待ち時間含む)
安心感自分次第プロ対応で安心
空気圧ゲージの有無あり(機械に内蔵)あり(スタッフが使用)
初心者向け△(慣れれば簡単)◎(すべてお任せ)

まとめ:空気圧管理は「無料&簡単」が今の常識

タイヤの空気圧管理は、車の安全性・燃費・タイヤ寿命に直結する大切なメンテナンスです。コストコではセルフで気軽に空気を入れられ、ディスカウントタイヤではプロに任せて安心。どちらも無料で利用できるので、定期的なチェックを習慣にするのがおすすめです。

ぜひ一度どちらかの方法を試してみてほしいです。

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